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ドイツ クラフトの旅 その4

5月16日
夜にオープニングパーティがあるのですが、昼間は観光。
昨日に引き続き、余り芳しくない天候。
時々雨の降る肌寒い日でした。

まずはフリッツラーへ。
館長、副館長が中世の衣装でお出迎え。

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館長さん、ヘンリー8世のようです(^^) ここはドイツなんですけどね。
地域博物館はもともと貴族の建物だったものを、没落後、市が買い取り、結婚式の披露宴会場として使われたものです。昔の名残で家畜、穀物倉庫、使用人の部屋、貴族の部屋と上に行くにしたがって、天井も高くなり、広くなります。
中世では地面の面積に応じて税をとられたので(この辺は今でも世界共通ですが)、下は小さく、上に向かって張り出している建物が多くなります。
また、ガラスを使った窓も贅沢と言うことで、(大きな1枚ガラスを作るのが困難だったせいもあります)「窓税」が掛けられたこともありました。後で、税金逃れに窓をつぶして埋めてしまった物も残っていたりします。
また、人頭税(にんとうぜい)と言って、家族の人数に応じた税をとられたこともあります。
「税」を取り立てるほうは、なんでも口実があればいいんだよね・・・

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さて、入り口を入ったところにすぐにチラシが貼られていました。
市内各所でもこのチラシ・ポスターを見かけましたし、新聞にも1面に載ったよ~という嬉しいお知らせも届きました。

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館長さん、専門は考古学。先史時代のマンモスの骨や、石器の展示などもありましたが、中世以降の鉄器の生産物も沢山あります。
鋳型を使った鋳造ができるようになってからは、格段に進歩したようで、円筒形、角型のストーブは暖をとるだけではなく、料理にも使われたようです。

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こういうワッフル型なども竈にはめ込んで使っていました。石炭などを入れる籠も裕福な家は鉄製で出来ていたそうです。それだけですっごく重いので、使用人が運ぶ訳です(^^;;;

最後に建物の最上階のコレクションは、焼き瓦。
裏に屋根の段差に引っ掛ける出っ張りが付いています。それを重ねて屋根を風雨から守ります。
瓦職人たちは字の読めない者が多かったので、各グループごとに違う模様を瓦に刻んだそうです。(色はわかりやすいように博物館側でつけたものです)瓦は出来高制なので、グループで数を競ったそうで。
高い瓦だと、釉薬を塗ったものがあったそうな。
館長さん、ご自慢の品のようです(^^)すごくいい顔してました。

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午後からバス移動でカッセルに行きます。

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