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ドイツ クラフトの旅 その13

昨日はトーカイ小田原店のレッスン。
ヘアピンレースの編み出しが緩くなるのを防ぐやり方とか、ボビンレースの織り出しとか。
図を見ながら、私が実際にやって、見てもらってから「さあ、やってみよう」と。
あとは、「今ここ」と確認しながら。
教室で習うって、やっぱり実践で見られるのが一番ですよね。
実践と、図と、文章があればそれを駆使しながら。
それで、生徒さんが「判った」と理解するときの輝いてる顔を見るのが好きです。
漫画で、「ぴこーん!」というときの感じ。(いつもは使わない絵文字を使ってみました)

全部を全部、先生任せにして、自分で覚える気のない生徒さんは、いつまでやっても自分でできるようにならないもの。それで作品を作っても、楽しくないよねえ。言われるままじゃなくて、自分で工夫してみるってすごく大事だと思うのです。

さて、本題。

5月20日
お昼はやっとドイツのスタンダード、ヴルスト(ソーセージ)とザワークラウト(キャベツの漬け物)とマッシュドポテト。昔の家族旅行の時よりも分量は控えめでしたが、それでも日本人には多いよ〜という代物。私は美味しく頂きました(^^)もう一回くらい、他の種類のヴルストを食べたかったな。

さて、ドレスデンへ。
ザクセン州都。エルベ川が中央を貫いています。
建物はエルベ砂岩で出来ています。
砂岩に入っている鉄分が酸化して黒くなり、(赤く錆びるのとは違って)建物を強くするのだそうです。戦後、またはドイツ統一後、再建された物はまだ新しい砂岩で黄色っぽいのですが、年月が経つにつれて、真っ黒になって来ます。

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たまたまジャズフェスティバルが開かれていました。
川の両側に人がいっぱい。
荷台をオープンにしたトラックにバンドが乗って、演奏しながら進みます。

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ブリュールのテラス。
ブリュール伯の庭園があとで解放されたものです。周囲に芸術アカデミー、図書館、大学などが並んでいます。

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フェスティバルが終わった人が街に移動していきます。
年末のアメ横のようだわ……

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フラウエン(聖母)教会。
王家の教会でもあったので、王宮から直接移動できる空中回廊も付属しています。
第2次世界大戦時、最後まで残っていた教会は火災で中央部が焼け落ちてしまい、瓦礫を保存してあった物をドイツ統一後、再建された物です。
石の場所を特定してあったというのもすごいのですが、それを綺麗にはめ込んで作り直したという技術と根気にびっくりです。

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マイセン焼きのタイルで作られた「王者(君主)の行進」
一枚約20cm角。102mに渡る35人の辺境伯、公爵、選定候、国王達。

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一番豪華な衣装を着ているのは、アウグスト2世。

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京都の舞子さん体験のように、中世のお姫様の格好で街を歩けるのですね。
カメラを向けられて、ちょっと恥ずかしいけど嬉しそうな感じで歩く二人でした。
綺麗だわあ。

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