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作業過程

教室を運営していて思う事ですが。

出来上がったものを、見本として出す事も大事。
たとえば、パッチワークの配色、パターンの出来上がり、仕立物のバッグやポーチ、タペストリの作品。
キルティングの入り方、パイピングの付け方、糸始末など。
レースのモチーフ、作品の仕上げや提出の仕方など。

でも、たまには仕掛かり中の作品を見てもらうのも大事だと思うのです。
仕上がってしまってからでは見られない、作業工程。糸の始末の仕方。
特に裏側を。
新しい技術を身につける時に、テキストを探したりするのですが、これがなかなか裏側を見せてもらえない。
「こうやって縫う、ここを縫う」なんて記述はあっても、「表から見たらこうなって、裏側はこう始末する」なんてものは滅多に載っていません。後は本物を入手して、裏をひっくり返してみるしかありません。
海外に行って、その道の第一人者に技術を習うなんてことは、家族をほっぽって、お金と時間をかけられる人じゃないとそう出来る事じゃありません。
私の場合、たまたまイギリス駐在に帯同する機会があったので、ボビンレースは習ってこられましたが、それとて子供たちの学校の送り迎えの時間の中で、やりくりしてやっと出来た時間でした。
自分のために、シッターに毎日預けて朝から学校へ通うなんて到底無理。
今だったら、子供たちも大きくなっているのでもっと時間が自由に使えるのですがね。
それでも去年、12日間家を留守にするのは、いろいろ大変でした。

ああ、ちょっと主題がずれましたね。
先生について習える事はすごく幸せな事だと思うのです。
作品を見てもらったり、新しい技術を習ったり、そのうち自分自身の作品を作れるようになる。
そういう事に時間を使う事が出来るのは幸せです。
教室には、テキストだけではわからない、「書かれていない事、書く事が難しい事」を習える利点があります。そこをどんどん質問して、身につけて行ってほしいと思います。
簡単そうに見えて、意外と気を使ったり、難しそうに見えて、実は習った技術を組み合わせたら出来るものであったり、楽しい発見もたくさんあります。

他の生徒さんの作品が刺激になる事もたくさんあります。
「次はこれ」「今度はこちらをやってみたい」
そういう気持ちを応援します。
身近な教室で出来る事、作業の裏側を見せる事、講師になりたい人も、いろいろな手芸をやってみたい人も一緒に楽しみましょう(^^)
わたしもがんばるぞ〜

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コメント

piyo-bearさん(^^)

でしょ〜(^^)
そういうテキストって、多分作品数を載せる事ができないでしょうし、商業的にペイしないから、ごく一部だけちょっと作り方を載せておしまい。って言うのがほとんどだと思うのです。
作る方にとっては「見せたくない」部分でもありますが、でも習う方にとっては、一番知りたい所ですよね。
そして、課題作品で一番チェックされるのが裏側だったりします(^^;;;

作家さんによっても意見がいろいろだと思うのですが、私の場合、「表だけ綺麗だったら良いのではなくて、裏も出来るだけ綺麗な方が良い(自分の力量もありますが)」という方針です。
裏の始末まで気を使う人の作品は、表側はもっと綺麗な事が多いですよね(^^)

投稿: NARU | 2011/06/28 19:28

そうなんです!欲しいのはそんなテキスト。
出来上がり作品だけならば写真集と同じなんですもの。
見たいのは途中経過だし、本来ならば見せたくはないであろう部分なんです。
パッチワークの時の裏の縫い目とか、レースのかがり途中の様子や糸の始末の仕方。
パターンおこしの途中とか…私が見たいと思う部分が乗ってるテキストはほとんどありません。
できれば先生につきたいのですが、遠方であることや好みの作風でない…そんな理由もあったり。
そういうのを一つひとつ写真に撮って、解説入れて…とても手間のかかるものだから作らないのかなぁ?
でも、見せたくないって言われたこともあったし。
その先生の考えでいろいろあるんだろうと思いますが、naruさんはそういう考え方というのが何か嬉しいですo(*^▽^*)o

投稿: piyo-bear | 2011/06/28 12:16

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