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卒業式の思い出(in LONDON)

昨日はすごい雨で、一時は相当に降っていましたね。各高校の卒業式が行われたようですが、あいにくのお天気で(毎年、この時期は寒かったような気もします)大変だったろうと思います。
卒業式の思い出といえば、いろいろあるのですが、ロンドンにいたとき、娘の日本人学校の卒業式の日、大変な目に会ったことが一番印象に残っています。

日本人学校では高校になると現地の学校というわけに行かないので(英語力が相当ないとついていけません)、ヨーロッパ各地の日系の学校を探すか、帰国受験ということになります。イギリスに2箇所、スイスに1箇所、デンマークに1箇所有名な日系の高校課程の学校はあるのですが、全寮制なので、我が家では帰国受験ということになりました。

我が家では旦那が会社まで乗っていく車と、私が子どもの送り迎えや日常に使う車と2台持っていました。
年末から私の使っている車のヒーターが働かなくなり、「あれ?」と思っていたのですが、年明けに受験のために県庁まで「帰国子女受験のための書類」を取りに言ったり、学校の説明会に行ったりと言う予定があったので、ディーラーに持っていくのを帰国後にしようと予約を取りました。
一時帰国するのは私と娘だけ。長男、次男は小学校のお友達の家で、夕方旦那が迎えに行くまで面倒を見てくれることになり、1週間の強行軍で帰国したのでした。ヒースロー空港まで、私の車か、旦那の車で行くか、相談したのですが、ヒーターの効かない車だと寒いよねと、旦那の車で送ってもらいました。
日本でいろいろ手続きをし、学校訪問して3つの高校を見て、1週間で帰国し、2日後には卒業式。受験のために卒業式は1月中旬なのです。娘はスクールバスで出かけ、後から私も車で学校まで。家から学校まで30分はかかります。しょっちゅう渋滞するので、余裕を見て、1時間くらい前には出たでしょうか。
学校まであと10分もないくらいまで来たら、車の温度計ががんがん上がってくる。
「え?ええ!?」あわてて路肩に寄せ、2車線の横にバス停のためにスペースが大きくとってあった所にやっと止めたら、フロントから煙が・・・「オーバーヒートだ・・・」真っ青になりました。当時、携帯も持っていないし(普段必要をあまり感じていなかったのと、もうすぐ帰国になるかもしれなかったので、買っていなかったのです)見渡す限り、電話もないし、しばし呆然。気を取り直して、近所の家に助けを求めることに。

幹線道路で、反対車線には渡れなくなっているし、車を止めた近所には数軒のセミデタッチドハウス(長屋状態にくっついている家です)、見るからにあまり柄がよろしくない。いたずら書きがあったり、ガラスが割れていたり、4軒のうち、どうやら住んでいるのは2軒だけのよう。1軒は留守で誰も出ず、もう1軒は出て来てくれたのがでっかい黒人の男性。(うわ!!)と引きそうになったのですが、緊急事態なので、必死に説明し、夫に電話をしたいので、
電話を貸してくれるように頼んだら、「いいよ」と返事してくれて、電話機を貸してくれたのですが・・・通じない。
全然かからなくて、どうやら、回線自体、繋がっていない様子。(止められてるんだ、これは!)と思い、お礼だけ言って車まで戻ってきた。その間、20分くらい。もう卒業式の開場まで時間が迫っている。

どうしようと思いつつ、とりあえず、エンジンをかけてみる。ブルブル繰り返して、かかった!温度も高めだけれど、レッドゾーンまでいっていない。そろそろと動かして、とりあえず、いけるところまで行ってみようと決心。
大きなラウンドアバウト(円形にぐるぐる回る交差点)を通り越した時にはほっとしました。こんなところでエンストしたらえらいこっちゃ。なるべくエンジンに負担をかけないようにゆっくり運転で、学校まで到着!レッドゾーンぎりぎりで、冷や冷やしながらの運転。卒業式も始まりそうだったけれど、とりあえず職員室で電話を借り、旦那に電話して、事の次第を報告した。式後、もう一度電話することにして、やっと式に参列。
卒業生が整列して、並んで入るところを横からすり抜けて、講堂へ。そこで娘に「遅れてるから、どうしたかと思った」と言われ、「車がオーバーヒートした!」「えええ!!」と回り中ひと騒ぎ。

式後、写真を撮ったり、大騒ぎのあと、また電話。「エンジンを冷やすといい」と言われ、ボンネットを開けて、タンクに水を入れ、帰路に。
ところがやっぱり、15分くらいしたら、温度計がレッドゾーンに・・・ちょうどディーラーまであと5分くらいのところだったので、だましだまし運転して、やっとのことで持ち込んだ。車を預けて、娘と二人、1時間以上かけてバスで帰宅。ものすごい疲れて帰ってきた。旦那に長男、次男の迎えを頼んであったので、私たちが帰宅したあと、すぐに帰ってきて、事後報告。めちゃくちゃ、疲れた卒業式だった。

翌日、ディーラーから電話。「電気系統がいかれてて、それでうまく働かなくなった」と。そんなに古い車でもないし、丁寧に乗っていたし、日本車だし・・・それでもそういうことはある。その前に乗っていた車はオートマなのに、交差点でエンストして、びっくりしたことあるし。パンクしたこともあるし・・・
車に関しては、日本にいた時よりも、いろいろな経験しましたねえ。
車を取りに行くのに、バスでまた1時間以上、学校の迎えにも遅れ、散々な目に会いました。やれやれ・・・

でも、ヒースローまで私の車で出かけていたら・・・途中で動かなくなって、飛行機に乗り遅れて、予定がみんな狂ってしまったのかと思うと、まだ良かったのでしょうね。

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